ホワイトニングに使う薬剤の中身
◆主な薬剤
歯科の扱うホワイトニングでは主に過酸化水素と過酸化尿素という薬剤が使われていますが、一般的には過酸化水素は歯科医院内で施術するオフィスホワイトニングで使われており、過酸化尿素は歯科の指導で家庭で行うホームホワイトニングで使われています。それ以外にも、薬剤の滞留性を増すための増粘剤も使われています。薬剤単体では、粘度が無いために歯の表面に一定の時間留まらせておくことができず流れ落ちてしまいホワイトニングの効果が充分に期待できません。
◆増粘材や触媒となる薬剤
そのため、グリセリンなどの増粘材で粘度を増して薬剤が歯の表面で効果を上げるのを助けるのです。それともうひとつ、酸化反応を助けて活発にする触媒となる酸化チタンなども使われています。この触媒を使うことで、過酸化水素が酸化するプロセスで発生する活性酸素をより多くすることができて効果的なのです。それと、ホームホワイトニングで使われる過酸化尿素というのは、オフィスホワイトニングの過酸化水素に比べると酸化反応が緩慢なのがその特徴です。
◆同じ効果をもたらす薬剤
つまり、過酸化尿素は家庭でじっくり時間をかけて行うホームホワイトニングにうまくマッチした薬剤ということなのです。この過酸化尿素はそのじっくりと時間をかけた酸化のプロセスの中で過酸化水素にゆっくりと変化していきますので、結局はホームホワイトニングでもオフィスホワイトニングと同様の薬剤を使っていることになりますから、まったく違うものを使っているわけではないのです。