歯の黄ばみの原因
◆日本人の歯は黄色い?
人の肌の色や髪、そして目の色などを決定する色素などは、人種や遺伝によって大きな違いが見られますが、同じ日本人でもそれらはそれぞれ人によって個人差があります。歯の色も、それらと同様に主に人種や遺伝による違いが見られます。歯の色は、歯の表面を形成している半透明状のエナメル質という硬い層とその内側を形成する象牙質という層、それぞれの持つ色によって決まります。日本人には象牙質層がもともとかなり黄色っぽい人が多く見受けられます。
◆遺伝や加齢による黄ばみ
また本来の歯の色とは別に、歳を重ねるごとに象牙質の層の厚みが増してきてエナメル層は反対に層が薄くなり、象牙質の黄色っぽい色が薄くなったエナメル層を通してより黄ばんで見えるようになってくるというものです。ですから、エナメル層の表面に付着した汚れを歯磨き励行などで頑張って落としたとしても、なお黄色っぽさが目立つ場合には遺伝によるものか加齢による歯の黄ばみということになります。その他、歯の治療で神経を抜いた歯の場合にも、体液の循環がなくなっていますから黄ばんできたり時には黒ずんでくることも多くあります。また、コーヒーやお茶、タバコなどによるエナメル質への着色も、歯が黄ばんで見えてしまう原因のひとつになります。